ブライダル分野TOP

職員紹介

倉田さん

東京ウェディング&ブライダル専門学校

倉田さん

■プロフィール

2012年「福岡ウェディング&ブライダル専門学校」を卒業後、東武ホテルマネジメントでウェディングプランナーとして約4年勤務。東京マリオットホテルに転職し約2年勤めた後、2016年に三幸学園に転職。「東京ウェディング&ブライダル専門学校」で教務や就職のサポートをしつつ、「ホテル概論」など専門知識を身につける授業を担当している。

人材育成の観点からブライダル業界に関わり続ける

私は「福岡ウェディング&ブライダル専門学校」のブライダルヘアメイク&ドレス科を卒業したのですが、当時の先生にウェディングプランナーが向いていると言われて、就職先はホテルを選びました。6年以上働いて辞めたとき、プランナーとしての達成感があり、元々好きだったコスメブランドに勤めてみたい気持ちとブライダル業界に関わりつづけたいという気持ちの両方がありました。そんな時に講師の募集を見つけて応募しました。

最初はどう授業を運営するのかも分からず不安一色でした。しかし、他の先生の授業を見学させていただいたり、周りに助けられて今までやってくることができました。一年目からクラス担任も持たせてもらい、すばらしい経験をさせていただいています。産休・育休を経て今年の4月から復職し、現在は時短勤務で業務に当たっています。生徒とはまた0からの付き合いなので、関係構築を頑張っているところです。

いつも笑っている先生と言われたくて

授業もクラス運営も「楽しくやる」というのが私のスタンス。「先生いつも笑っているね」と生徒に言われたときはうれしかったですね。そんなふうに生徒と笑顔で接することができるよう、何もなくても機会があれば話しかけてコミュニケーションを取るようにしています。今は生徒たちに「あなたたちのことが知りたい! 私のことも知ってほしい」ってアピールしている最中なんです。

私が担当している授業の一つに「ホテル概論」という科目があります。ホテルの組織の仕組みや働いている人がどんな業務をしているかなどホテルの特徴を学ぶ授業です。その中で、ホテル勤務時代にあった出来事を話したり、トラブルをどう対処するか話し合ったりすることがあります。実際に私が体験したことが、今度は生徒の役に立つ。これは先生になったからこその体験ですね。ホテルで働く魅力をもっと知ってもらえ、だんだんホテルを就職先に選ぶ生徒も増えてきたことにも喜びを感じています。

内定を一緒に喜べる瞬間が一番のやりがい

やりがいを感じる瞬間は、やっぱり生徒の内定が決まったときです。苦労した分だけ一緒に喜べるその瞬間がとても好きです。私は面接の練習もスパルタなんですが(笑)、生徒には「先生のおかげで受かった」って言ってもらえると、厳しくしていることが間違いじゃないと思えます。ウェディングプランナーを経験できたことは今の私の土台になっていますし、学生時代に私の適性を見抜いてくれた母校の先生には感謝しています。

教員として働いて感じたのは、三幸学園の教職員は、人の適性を見極める力が高いということ。人材を適材適所に配置し、必要最小限で学校をうまく運営しています。先生同士も仲が良く、気兼ねなく相談できる間柄。育休中も責任者の方が連絡をくれて学校の現状を教えてもらえたので、復帰しやすかったです。

“なりたい自分”のお手伝いをし続けたい

ウェディングプランナー時代はお客様との関わりは一時だけのものでしたが、生徒とは卒業しても関係は変わりません。これからもずっと先生として生徒に関わり続けたいですね。また先生は夢へ近づくお手伝いができる仕事。夢を持っていると人は明るく生きられるし、人生を楽しく過ごすことができます。そんなことを生徒から教えてもらいました。生徒からは毎日パワーをもらっていますし、ウェディングプランナーになりたいという子たちを応援し続けようと思っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加