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職員紹介

古賀さん

東京ビューティー&ブライダル専門学校

古賀さん

■プロフィール

ブライダルの専門学校を卒業後、九州のホテルで約3年、東京のブライダル専門式場で約半年ウェディングプランナーとして勤務。2010年に三幸学園に入社し、現在「東京ビューティー&ブライダル専門学校」でクラス担任や教務を統括。ブライダル分野の全国チーフも担っており、主任として学校運営に携わっている。

挑戦したい気持ちが教員への道を後押し

テレビドラマをきっかけにウェディングプランナーを目指し、ホテルやブライダル専門式場で経験を積みました。カップル一組一組と長い時間携わるプランナーの仕事は、お客様と深く関われることがやりがいでした。転職の際ブライダル業界で考えていたのですが、教員の求人を見つけてそれもいいなと思い応募したのです。教えた経験はなかったので不安はありましたが、具体的なイメージがなかったため「やってみたい!」という気持ちの方が強かったです。
教員になってみると想像以上に業務内容が多岐に渡りとても忙しかったです。当時私は20代前半で生徒と年齢が近く、教員としての振舞い方、就職や進路のアドバイスをどうするかということに直面しました。人生に関わる仕事なのに、教員としての経験がない自分がやっていていいのかと葛藤する気持ちもありました。年数を重ねていく中で、経験が必要な部分は先輩たちの力を借りて乗り越えるようになりました。また、褒めるべきことや指導するべきところはきちんと言えば生徒も反応することが分かり、教員としての自信がついていきました。

積み上げてきたキャリアと客観性で学校運営に貢献

前職のキャリアを活かして空間演出の授業などを行っているほか、ウェディングプランナー科の2年生のクラスも担任しています。教員としてのスキルもアップしてきたので、生徒の状況を見て足りない部分をどう指導するか――伝え方も工夫できるようになりました。生徒の反応も以前より良くなっていてうれしく思っています。クラス運営は一方通行では意味がありません。今のクラスは人数が少なく、全体に対して話しても対話が成り立つというのがポジティブに働いていますね。
また学校運営にも携わっていて、今までとは違うやりがいを感じています。これまで私の考えが影響していたのはクラスの中だけでしたが、今は発信したことが学校全体に浸透していきます。思いを伝えられる範囲がぐんと広がりました。広報、教務、就職と様々な業務に当たってきましたが、広報のときの経験が学校運営に役に立っているように思います。広報は教務が商品だとしたら、その良さを応募者に伝えることが仕事。だから客観的に学校を見なければならなかった。その際に養った客観性を活かし、より良い学校運営をつなげたいです。

長く生徒の人生に関われる教師でありたい

入社してからずっと思っていることがあります。それは、自分が生徒の人生に携われるのはこの学校で終わりではないということ。生徒にとっては最後の学校生活ですが、その後にも関わっていきたい。何年か働いた後、転機や辞めようかと考えた時に頼ってほしいのです。卒業生から時々相談を受けることがあるのですが、一番に頼ってくれるのはやはりうれしいですね。
就職活動中の生徒に最近よく話すのは、ウェディングプランナーの仕事の魅力はもちろん、「就職がゴールではない」ということです。キャリアアップのために場所を変えたり、違う視点でブライダルに関わりたくて教員に転職している経験から、先を考える必要性を感じました。最初の就職という第一歩は大事ですが、そこで何を経験し、どう考えて、次はどうするか。未来を見越すことが重要なのです。就職先でどう将来を切り開いていくかは自分次第。悩んだ時こそ肩の力を抜いて考えほしいですね

いい人材を育て上げ三幸学園の価値を高める

大きなことでも小さなことでも、こうやっていきたいと思ったことをためらいなく言えるのは三幸学園ならではの風通しの良さだと感じます。信じて任せてもらえるから、また仕事が楽しくなる。自分からやりたいという情熱を持っている人にはとてもいい環境です。
私も学校の環境をより良くするために、今後も教壇に立ちながら学校の運営に励んでいきたいと思います。目標の一つが「三幸学園の生徒を採用したい」とブライダル業界から言ってもらえること。きめ細やかなサービスとホスピタリティを身につけた人材を送り出し続け、三幸学園の価値を高められたらうれしいです。

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